施設・設備
正門 (1928年完成)
第3代目ホイテ校長の「全校舎建築を松山城という環境にふさわしい城廓型の建築として行う」という設計の第一号として建設されました。その後、戦時中の空襲でも当時の校舎の中で、唯一焼失を免れ,戦前の学校を記念するものとして現存しています。
また、正門門柱には「校訓」と「スクールモットー」が彫りこまれています。
門柱正面向かって左側には、『高遠なる理想、敬虔なる信仰、真摯なる努力』とあり、右側には『Let only the Eager, Thoughtful, Reverent enter here』と印されています。これは、『この学園に学ぼうとする者は、高い理想をめざし、敬虔な信仰を求め、真摯な努力をつかむためにこの門をくぐる』という意味です。
門柱裏面向かって左側には、『清純なる愛情、私心なき奉仕』とあり、右側には、『And go forth prepared to serve God and thy neighbours』と印されています。これは『この学園に学んだ者は、深い信仰と広い学問を身につけ、高潔な人格を養い、神と人に仕える奉仕の精神を内に豊かにし、この門を出なさい。』という意味です。
これらは、入学する生徒や卒業する生徒に対するだけでなく、毎日通学する生徒達が、朝な夕なに心を留めて修学して行く指針となってほしいと願って印されています。
本館 (2007年完成)
「お城山」と親しまれている松山城の中腹に位置する豊かな緑と共存した、明るく女子校らしい校舎です。
ホームルーム教室・特別教室の他に、生徒が利用しやすい明るい図書館は自習室スペース、開放的なテラスや食堂ホールはコミュニティースペース、清潔でユニークなトイレはリフレッシュスペースがあります。
【1 階】 多目的ホール(昼食やイベントなどで使用)、図書室、L.L.教室、応接室、事務室、保健室
【2 階】 進路指導室、教務室、職員室、校長室、調理実習室、多目的教室(授業やイベントなどで使用)、※ピアス館との連絡通路
【3 階】 中学1年生~中学3年生の教室、高校1年生特進コースの教室、高校1年生進学コースの教室
【4 階】 高校1年生進学コースの教室、高校3年生特進コースの教室、高校3年生進学コースの教室、演習室
ピアス館 (1963年完成→2015年耐震工事完了)
【1 階】 部活動のロッカールーム、倉庫
【2 階】 高校2年生の教室(2012年度末リフォーム)、物理室、※本館との連絡通路
【3 階】 演習室、地理教室、華道教室、生徒会室、化学室
【4 階】 茶道教室、琴教室、生物教室
【5 階】 音楽室、チャペル
【屋上】 ゴルフ部練習場
チャペル (ピアス館5階)
東雲の朝は「礼拝」から始まります。「礼拝」は、神さまによって私たちひとり一人が大切にされていることを確認する時間です。私たちの気持ちや意識を超えた神さまの招きがあって、「今、ここに存在することをゆるされている。ありのままの自分でいい。そのままの姿で招かれている。」ということが私たちの生きる喜びとなります。
どのような人でも神さまに必要とされています。そして、そのようなお互いの存在を受け入れながら生活できるために、毎朝礼拝をして確認するのです。礼拝で確認したことが私たちの共通の理解となり、豊かな学校生活へと押し出されるのです。
このチャペルは、東雲にとって大切な場所なのです。
グリーンチャペル (1957年完成)
東雲学園創立70周年を記念して建設された自然の中にあるチャペルです。ここでは,早天祈祷会を始め,宗教的行事や種々の野外講演,野外演奏などにも用いられています。
体育館 (1980年完成→2016年耐震工事完了)
体育館は、高天井で、優れたクッションフロアー、新調マットと新体操競技には最適の設備となっています。
【1 階】 体育室(授業、ダンス部、バドミントン部、新体操部で使用)、美術室(授業、美術部で使用)、各運動部の部室
【2 階】 体育館(授業、バレーボール部で使用)
100周年記念館 (1986年完成)
東雲学園創立100周年を記念して建設された建物です。多目的に利用できるよう設計された建物です。
【地下】 駐車場
【1 階】 パソコン教室
【2 階】 同窓会室、会議室
【3 階】 パソコン教室(授業で使用)
【4 階】 研修室、ホイテホール、茶道用の和室